レトルト食品には欠かせない温度履歴

完成品を見ても確認できないことが品質に影響を与えることがあります。特に温度の変化は後からでは確認することができません。そのために製造工程中の温度履歴が重要な役割を果たします。温度履歴は対象物の温度の変化を一定の間隔で記録したものです。

その記録を見ればどのぐらいの温度がどれぐらい継続されたかがわかります。また、その記録が品質管理の根拠資料となります。例えばレトルト食品の製造工程です。レトルト食品はアルミラミネートの密閉容器に封入することで長期の保存期間を維持することができるメリットがあります。

封入される食品は製造工程中に加熱によって殺菌されます。その殺菌効果は温度と持続時間に影響を受けます。その商品を開発する時にどれぐらいの温度をどれくらい時間維持すれば品質に影響を与えずに、殺菌されるかを確認します。実際の製造ラインでは、その条件が設定値として適用されます。

その条件が適切に実施されているかが重要になります。温度が高過ぎるか時間が長過ぎれば食材の味などが悪くなる恐れがあり、温度が低すぎるか時間が短ければ殺菌が達成されないおそれがあります。温度履歴によって管理することによって殺菌が完了しているか、食材に影響を与えていないかなどの確認をすることができます。製造ロットごとに記録を維持することで出荷後の品質情報として管理することができます。

購入者が安心して食べることができるための重要な情報になります。

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