日頃の疲れを癒やすしてくれる小動物を飼育する方が増えています。中でも亀やトカゲ、ヘビなどへの注目が高まっており、年々愛好家が増加中です。これらの爬虫類は、飼育環境を整えてやらなければ、体調を崩したり、最悪の場合は死んでしまうこともあります。そんなときに役立つのが湿度計センサーです。
飼育ケージの中に湿度計センサーを設置することで、湿度を知ることができるため、最適な飼育環境を目指すのに欠かせません。ひと目でケージ内の状態を把握できる視認性の高さをもつため、ペットの様子を確認するついでにチェックできます。ケージ用の湿度計センサーで最もおすすめなのが、アナログ式です。正式にはバイメタル方式と呼ばれており、ゼンマイ式の金属真鍮に貼り付けた長さの異なる乾湿剤の変化によって長さが変化することで、湿度を表示します。
経年劣化するというデメリットもありますが、単三電池やボタン電池が不要であることからメンテナンス不要、ケージ内でも長く使用できるため、ペット用の湿度計センサーの中では最もおすすめです。正確さを重視する場合は、デジタル式がおすすめです。電極に挟まれた乾湿剤の変化を電気抵抗や電気容量で計測するため電池必須ですが、経年劣化に強いという特徴を持ちます。平均寿命が10年といわれる爬虫類飼育に最適、気になる電池交換のタイミングは1年前後となっており、電池容量が少なくなりすぎると精度も下がるため、早めに交換することが求められます。
亀やトカゲなどの爬虫類を飼育するなら湿度計センサーは必要不可欠、目的に合わせて利用することをおすすめします。